No day but today

ミュージカル関連をディープかつマニアックに語りたいがために作ったブログです。普段はTwitterに生息→@musicalamnos

目次的な

整理のために目次的なものを作ってみました(・∀・)

 

2017年

 

 

フランケンシュタイン(全4記事)

 

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ノートルダムの鐘(全9記事)

 

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レ・ミゼラブル(全7記事)

 

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上半期観劇録(全3記事)

 

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海宝直人さん関連

 

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劇団四季ソング&ダンス65という楽しすぎる世界

 

今回ソンダン65が久しぶりに文句なくあー楽しいね!!楽しい!って感じの作品だったので!

書いとかないと忘れていくからね…

無限の記憶力が欲しい。

 

ソンダンシリーズは55steps、spirit(たぶん…)、感謝の花束、四季フェスと観てきているけど、

個人的には今回の65がとても好みです。いやこれはまあみんな好きな気はするけど。

世間的に見たら代表曲は別にあるけどファンが好きな名曲!ってあたりを上手く集めたなと思うし、

人を選ぶ昭和3部作を完全になくしたり、

振り付け担当者を増やして新たな風を吹き込んだり、

シンガーとダンサーの垣根を外したり、

良くも悪くも今の四季らしいかなと。

 

あとは今までのソンダンってそんなチケット取るの大変とかなくて、結構イベントも多発していた印象なので、

今回一体何が起きたのかとびっくりしたけど…

(蓋開けてみたら超豪華キャストだけど発売時には分からなかったし)

まあそれも含めて今の四季、なのかもなぁ。

 

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観劇回

10/24S、11/4M、11/15S 、11/25S、11/26M(千秋楽)

 

今回はこちらの3本立てでお送りしたいと思います。

 

 

①選曲ナイス!!

まずここですよね。いやー良い曲を集めてくれた。

意外だった&好きだったところで言うと、

 

・ヴァリエーション23

Somewhereから繋ぐ流れが良い!

あの血が騒ぐような曲調で踊りのプロの顔になってガシガシ踊りまくるダンサーさんがとても格好良いし、

曲の疾走感がこれまでの四季が駆け抜けてきた65年間の表現にもなっているのかなぁと思ったり。

 

・パリ野郎

元はシャンソンなんですよね?

なんとも耳馴染みが良く、今回のシンガーさんの魅力が良く出ていたのが印象的。

あとはソンダンのシンメと名高い←西尾さん洋さんの軽快なダンスも似合っていて、

なんだかお気に入りのシーンです。

 

・Love Changes Everything

なんだかんだ外部で聴くことが多かったこの曲、さすがロイドウェバーという名曲ですが、

男性の重厚な重唱で聴くとまた格別でございました。。

作品自体はちょっとあれ…と言われるAOLなのでなかなか四季で聴くチャンスないからねえ。

 

・Part Of Your World rep.

これは海の上の世界からの流れ含めてのグッジョブ選曲ですね。

あえてPart Of Your WorldやUnder The Seaを持ってこないで、今回の流れにしたことには感謝してもしきれません。。

アリエルの白衣装も、髪型もとても素敵だし、船乗りたちが明らかに日本海仕様なのもまた面白いww

夕陽に照らされたエリックのシルエットに恋するアリエル、という構図も美しくてお気に入りでした。

 

・行こうよどこまでも

これまたど定番のAWNWではなくてこの曲を持ってきてくれてとても嬉しい。

個人的にはBWで初めてこの曲を聴いたときからAWNWよりこっちの方が好きだなぁと思っているので大満足です。

曲の内容というかシーンの役割としても好みだなぁ。

あとは曲の難易度がこちらの方が高いようで、海で観ていても頑張って〜と思うペアもいたりするので、

純粋に歌うまで聴きたい曲だったりします←

(海辺で追いかけっこしながら水かけ合う姿が浮かぶようなきゃっきゃうふふ感でした。。)

 

・リフレクション

今回数少ない、知らなかった曲です。

純粋に綺麗な曲だなというのと、びびさんに驚くほど合っていた&久保さんの声色の多彩さを思い知らされた曲だった、ということで。

 

・マンゴジェリー&ランペルティーザ

ここに海外アレンジバージョンが入ってくるとは!という驚き。

日本で上演しているのに、そうじゃない曲の方を使ったパフォーマンスを見られるというのはソンダンの醍醐味ですね!

愛咲さんの回はダンサーの佐田さんが、三平さんの回は三平さんがランペルを演じるという、

同枠同担当の原則を壊してきたのもある意味今回のソンダンらしいところかなぁと。

 

②とことん歌えるシンガーの集結

いやあ良かったね!なんだかんだソンダンでシンガー全員がっつり上手いってなかなかないので(暴言)今回はひたすら耳福でした。

あと上手いとされてても個人的に得意じゃないとか割とあるので面倒なんだけど、

今回のメンバーはほんと誰がきてもフラットな気持ちで楽しめるメンバーでありがたかったです。。

 

・瀧山久志さん

結局東京公演中はいとじゅんさんデビューは実現せず唯一の完投シンガーたっきー。

ちゃんと認識した状態で拝見してるのがジーニーだけなので、今回色々な曲を聴けたのは純粋に楽しかった!

Love Changesの冒頭、星降る今宵に、オペラ座の怪人ではじっくりと美声を聞かせ、

パリ野郎、誰にでも夢はあるでは思いっきりチャーミングに。

そして何より2幕頭のFLMは前説(?)含め流石の一言でした。

本編より短い分さらに余裕があるのか、ラストのロングトーンのパワーといったらもう…幸せ!

 

・島村幸大さん

アラジンイメージの強いしまむー。

こんなに「なんでもがっつり歌える人」なのね。

抜群の声量と確かな音程、高音まで揺らぎなく出るし、まるでお手本のよう。

良い意味で優等生だなーと思います。

1番新たな一面を見た気がしたのは、Someday。

あんな暗い絶望に染まったような雰囲気も出すのね…!

個人的には島村シンバを観てみたくなった。あの歌声でスパーンとシンバ歌われたら気持ち良いだろうなぁ。。

 

・飯田達郎さん

カジモド早抜けした割には出演週少なくない!?というツッコミを何度か聞いたような気のせいのような。。笑

しまむーと同枠ということで、あまり得意音域ジャストではなさそうな曲も多いなか、

出演のたびに歌いこなしレベルが上がっていくという評判をよく見かけました。

実際1週あけて2回観ることになった私も、その変化はしっかり感じた。

カジモドの時も思ったけど、たつろーさんも「目に見えて進化していく人」だねえ。

とにかく「物語る力」に長けているので、1曲でも世界が鮮やかに広がるのが彼の強みだなぁと思います。あと本当に幸せそうに歌う。

個人的な好みだと、パリ野郎と行こうよどこまでも、カテコの曲が特にたつろーさんに合っているなぁと。

そしてカジモドを経た彼の♪Somedayはまた感慨深いものがあった。

 

・飯田洋輔さん

上手いと分かっていたつもりだったけど、改めて何でも歌える上手さなんだなぁとしみじみしてしまった。

深みがあって、あたたかみもあって、声量もあって、音域も広くて、危なげなくて。

豊かな響きでなんでも歌えてしまうそのポテンシャルにわくわくが止まりません。

デュト様とかやってないで早くファントムやろう??

声楽的な歌唱はもちろん、チェみたいな曲までもさらっと歌えるのは凄いぞ!

でもこっちが恥ずかしくなるような頑張ってキメてるガストンとか、笑顔だけど力強すぎるマリンバとか、突然可愛さ振りまいてくるギャップの塊。

あと兄弟揃った時の歌声の混じり方の美しさが素晴らしくて、声質に似た部分があるとやっぱり綺麗に混ざり合うんだなーと。

 

芝清道さん

まさかのここに来て芝さんに可愛いという感情を抱く日が来るとは。。

チャーミングすぎて辛い。

まずデュティユルの犯罪臭が止まらない。 もちろんお上手なんだけどイザベルを見る目つきがあやしい。。イザベル逃げて。。

かと思えばマリンバはにっこにこで頑張って叩いておられるのですが、多分かなりミスってる。。可愛い。

深海の秘密で船乗りに紛れ込んでるオリキャストリトンwwとか、CFYのセット片付けで思いっきり壁にぶつける姿とか、可愛いが止まらなくて困りました。

あとはあまりに堂々としたガストンにベテランの貫禄とはこれか…と感動しつつ腹筋は死んだ。

そしてさすが芝さん…と思わされたのが、こいつはサーカス。

歌唱的な話を超えて、もはやそこにいるのがチェという存在でしかない。

あの目つきや疾走感、リアルに息づいている感じがたまらなかったです。

ソンダンカンパニーのお父さん、芝さん。(勝手に)

カテコでの愛ある出演者紹介が大好きでした!

 

・三平果歩さん

はい可愛い。知ってたけど可愛い。

王道ヒロインフェイスにヒロインボイス。それでいてあのダンス。天才かって。

役を演じると台詞も上手いし、天は二物を与えずという言葉をぶっちぎっていきますね。。

彼女もまたたつろーさんのように「目に見えて進化する人」だなと思うんですが、特に今回はっきり思ったのがPOYWrep.

本役でもどんどん進化していたけど、ラストをこんなに力強く歌えるようになっていたとは。今またアリエルで観たら素敵だろうなぁ。

あとはついに披露された特技のバトン。なんか技の凄さはもうよく分からないので、スポーティーな格好でガシガシ動いてあの笑顔で素敵だなーと思って見ていた。

(AMMAまでの着替え慌ただしくなりそうよね。)

ベルも黄色の衣装が似合うし、声も合うし、可愛いし、ベルデビューもあっという間なんだろうなぁ。観たいぞ。

ランペルも心底楽しそうに笠松くんとガッシガシ踊ってて、万能すぎるな…と思いました。

間違いなく次世代を背負っていく四季女優さんの1人になるでしょうなぁ。

とりあえずベルとポリーやろう。

 

・平田愛咲さん

四季ではまだSOMのマリアしか観たことなかったかな?

まったく悪い意味ではないけどやはり四季っぽくない。印象。

少し特徴的だけどとても良い声で高音まで無理なく地声で出せる。声が強いんですよね。

たぶんその特徴的な声がディズニーヒロインには上手くマッチするんだろうなぁ。

本役のベルはもちろんアリエル、ジャスミンも似合っているし、その役の新たな魅力を見せてくれそうなので期待!

少しもったいないのが、だいたい歌い出しの1音目がもぐってしまってスパーンと飛んで来ないところかなぁ。

(前楽、楽を拝見したときにはすっかり気にならなくなっていた。デビュー日でまだ探り探りだったようです。)

ロザリアも三平さんよりずっと幼めな作り方で、頬膨らませて拗ねてるお顔の可愛いこと…!

愛咲さんだとランペルがダンサー枠(佐田さん)になるので、出番が減ってしまうのが少し残念なところでした。

 

江畑晶慧さん

だいぶお久しぶりの!江畑さん!

ひたすらがっつり上手いのだ。。パワフルだけどそれでいてあたたかみを感じる歌声。

お前の中に生きているなんて特にその見守るような包みこむような声色が上手く効いていて、とても良かった…

本役はナラだけどラフィキもやっていただきたいなぁ。

あとはやはりDGですよね。。高音までまったく逃さずに、むしろがっつり地声を出して当てていく。

しっかり出るかな大丈夫かな…ってハラハラがまったくないDG最高。。

邪魔など「させないっ!」が台詞調だったり、ただの曲じゃなくてちゃんとエルファバを感じる歌唱だったのが嬉しかった。

本役はまずなさそうなwポリーも力強くチャーミングで好きでした。

 

・木村智秋さん

すっっっごい強い。

江畑さんより柔らかさが薄い分、歌声の強さがさらに威力を増している感じ。

自由を求めては空気がビリビリするようなスパーン!!と突き抜ける地声で、唖然としました。。笑

個人的にはグリザで結構拝見してるのもあるけど、猫顔ですよねー(どうでもいい)

彼女に限らずグリザだけではなかなか魅力を感じられないので、今回こうやって色々聴けたのはとても良かった!!

 

・久保佳那子さん

認識して拝見したのはお初!

一体どこに隠れていたのですか!!というような逸材ですね。。

とにかく歌声が多彩で表現力が豊か。美しいソプラノから力強い地声までいろんな声が出てくる。。

そして、役ごとにご本人の雰囲気もガラッと変わるので同じ人を観ている気がしない。お見事です。

イザベルとグリンダはすぐいけそう。

これからヒロインがんがん演じていって欲しいなぁ。 

 

・綿引さやかさん

四季の舞台で観るのは初めてのびびさん。

外部出演のソンダンシンガーって凄いよなぁ純粋に。

声のタイプで言うなら、久保さん枠よりも三平さん愛咲さん枠の方が合うんじゃないかと思ったりもしましたが。。

クリスティーヌもさらっとこなせる声の幅には驚き!

そして何より彼女にぴったりのリフレクションがソロというのは良かった!

ある意味での四季らしくなさがこの曲にはぴったりとはまっていて、びびさんにしか歌えないリフレクションになっていたのではないかなぁと。

今まであまり個人の歌声に印象のなかったびびさんだったので、こんなに幅広く歌いこなせるオールマイティ型だったんだなと嬉しい発見でした。

来年はTENTHやジャージーで拝見できるので楽しみ。

 

③踊って歌えるスーパーダンサーの出現〜推されまくる笠松哲朗〜

今回のソンダンは彼なしには語れないでしょう。笠松哲朗さん。

去年のアラジン→ 新聞売り→アラジンの流れをタイミング良く拝見していて、こりゃ彼の時代来るか!?とか思ったけど、

まさかここまであからさまな推され方するとはまったく予想していなかったww

公式の笠松推しを見よ。↓

 

・彼はお前の中に生きている

ストーリーの主役となるダンサー。

自信なさげに猫背で鏡に額をつけるようにうつむいていた彼が、立ち去ろうとするのを先輩や仲間のダンスに阻まれ、力を託され、ついには力強く踊りだす。

開花したらダンサーたちの真ん中でガツガツ踊る。かと思えば歌う。

・Love Changes Everything

なぜかシンガー3人に加わってしっとり歌う。(+永野さん)

・I Can't Be Bothered Now

メドレーの中の1シーン。

ボビー役。完全主役で踊り歌う。

その前まで数名のダンサーで踊っていたのに袖に手を出してジャケットを受け取って、

振り向いたらボビー!という流れが格好良い。

・オーリム/陽ざしの中へ

カジモド役。完全主役。むしろ笠松オンリーシーンと言っても過言ではない。

身体パフォーマンスのオーリムからの陽ざしの中へ歌唱。

小さく体を縮こめた体育座りから始まって、歪んでいく身体。

あの角度や動かし方、見ていて自分まで痛くなってくるような感覚はほんと凄い。。

・マンゴジェリー&ランペルティーザ

歌&ダンスパフォーマンス。格好がちゃらい。

三平ランぺにはまったく遠慮なく、佐田ランぺにはお兄ちゃん感出す。

「マンゴジェリー!!わぁーお!」のアホっぽさに注目。

 

以上が「明らかに目立つ歌ありメインシーン」です。(シンガー並み、下手したらそれより多い)

もちろんダンサーとして群舞もばりばりやってる。

個人的にはパリのアメリカ人でのナンパくん、FLMでの最高に格好良いダンサー、でのダンスもお気に入りです。

私が笠松くんのガチめなファンだったらいろんな意味でこのソンダンを生き抜ける自信がない。

芝居センス抜群で繊細かつ新たなアプローチの役作りとダンスが好きだったところに、

今回さらにダンスの素晴らしさと新たに(主に得意音域の)歌をがっつり聴かされて、そりゃ好きになってしまうがな…という感じでした。

 

改めて笠松くんのダンスのここが好きなんだなぁと思ったのは、

ひたすら、いついかなる瞬間を切り取っても綺麗なポーズだという点。

すべての動きの流れが最も美しいポーズの連続で、かつ流れるようなダンスもキレの良いダンスも容易にこなす。

その形の綺麗さを構成する武器の一つとしてあの体の柔らかさもあるよな。ずっと見ていたい。

 

歌に関しては音域的に合う曲が多いのか、特に高音部でハマると驚くほどの声量がスコーン!と出る。

観るたび声の伸びが増していく(顕著だったのは陽ざしのラストのロングトーン)ので、これ全国もフルで回ったとしたら相当伸びるんじゃないかなと思ったりしてます。

ただソンダン仕様なのか、勢いのままに歌っている感じなので各フレーズ後半に雑な印象が残る。

出た声をフレーズごとにきちんと処理するというか、フレーズ最後まで想いを乗せて次のフレーズにつなげて、っていう流れがしっかりしてくると、歌唱としての完成度が格段に上がる気がしています。

あのダンスで、あの芝居センスで、さらに歌までもっと安定して、想いが歌に乗り切るようになったら、まじで最強だと思うんだよな。。

とりあえず早く本役で拝見したいNo.1はボビーです。

笠松ボビーと三平ポリーでCFY再演してくれい!

 

他にも

♪アメリカのアニタ、♪誰にでも夢はあるのラプンツェル、マキャナンバーのディミータ(?)を演じる相原茜さん/萌さん。

♪Naughty Babyのアイリーン、マキャナンバーのボンバルを演じる金友美さん。

♪僕はハンス・クリスチャン・アンデルセン、♪みにくいアヒルの子アンデルセン、♪COLのレイヨウを演じる斎藤洋一郎さん。

♪マンゴジェリー&ランペルティーザでランペルを演じる佐田さん(愛咲さん出演回のみ)

あたりもダンサーさんなのにがっつり歌唱担当シーンがある方々ですね。 

前回のソンダンでも宮田愛さんや斎藤舞さんがダンサー出演ながら各2シーンくらいがっつり歌唱があって、その後一気にメインキャストに踊り出た印象があります。

 

今回は意外性で言えば、去年研究所入所でソンダン初参加の佐田遥香さん。

(他の方はすでにある程度歌のある役も演じている印象なので。)

みにくいアヒルの子での表情も目を引くし、何よりランペルをあれだけがっつり踊りながら歌もしっかり上手くて、、凄い。

さらには私が拝見した唯一の日はデビュー日だったと後から知りました。

え、なに超人?←

今後どんな作品に出演して、どんな役を演じてくれるのか、今からとても楽しみ!

 

そもそも配役としてシンガー、ダンサーを分けなくなったのもだし、

歌とダンスで棲み分けるんじゃなく、強みが他ジャンルに渡る表現者集団になってきているんですよね。

こうやってどんどんレベルが上がっていくのはとても良いことだと思うし、

四季は実力のある人にチャンスがある場所であって欲しい。

今後とも新たな才能に出会えることを1観客としてとても楽しみにしています。

 

 

また長くなっちゃった…

本当はダンサーさんについても書きたかったんだけどだいぶ偏ってしまいそうだったので今回はなしで。

あとはひたすらこの曲がどんなシーンだったかを記録するためだけの記事を書きたい。

実現すると良いな。。

ファインディング・ネバーランドを観て欲しい(直球)

 

ファインディング・ネバーランドを観てほしい。

 

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先日シアターオーブで来日公演を行ったファインディング・ネバーランドを観に行きました。

いやー今までの観劇人生の中で、ミュージカル好きに絶対に観てほしいとこれほど強く思った作品はなかった。

 

開幕後、観劇したミュージカル役者、ミュージカルファンの大絶賛がツイッターに溢れかえっていました。

個人的には直接会った何人かにも勧められたし、この作品を勧めるために1年ぶりにLINEが来た人も。笑

こんなにみんなが口を揃えて良いと言う作品に出会ったことがなかった。

そんなことある?って正直少しの疑いを持ちながら観に行って、納得しました。

これはずるい。

 

そしてみんな観て。

 

この作品のどこがそんなに良いのか、そしてどうして観てほしいのか。

まとめたいと思います。

 

※ネタバレに関して 

大まかなあらすじや、そこだけでは真髄に触れないと私が思う部分的なシーンの参考動画(公式より)はすでにこの下から入ります。

さらに深い話をするためにもう1段階ネタバレが入るタイミングがありますが、

そこは改めて注意書きをしています。

個人的にはこの作品はネタバレで見方が変わるような話ではないと思っていますが、

嫌な方もいると思うのでそこは自己判断でお願いします。ね。

 

 

まずは最低限の作品知識を。

ファインディング・ネバーランドとは

ジョニーデップ主演の映画"Finding Neverland"(邦題:ネバーランド)のミュージカル化。ということで2015年にブロードウェイで初演。

ストーリーを超シンプルに言ってしまえば、

スランプ気味の劇作家バリが、4人の子供たちと未亡人であるその母親シルヴィアと出会い、交流を深める中でピーターパンという作品を生み出す。という話。

ピーターパン誕生秘話ですね。

 

どう?そんなに面白くなさそうでしょ(小声)

確かにまあストーリーは上記の通りで間違い無いんですよ。

ある意味王道、いくらでも聞いたことのあるような話。

個人的にはあらすじを聞いても全く興味を惹かれなかったのが問題の1つだと思っています。

ピーターパンが好きな人しか興味をそそられないというか。

 

でもね!!この作品そういうストーリーあまり気にしなくて良いです。

ピーターパン好きじゃなくても、詳しくなくても、何も問題ない。

(もちろん好きな方は大いに楽しめると思います!)

むしろこの「ピーターパンの誕生秘話」という煽りが足を引っ張っている気がするので、

ここでうーんと思った方もそのまま気にせず観てください。

 

観れば、この作品においてこのストーリーがテーマを描き出すのに非常に適していて、効果的なことが分かります。

 

おすすめポイント

音楽が美しい

これに関しては割と個人的な好みも入ってくる気がしますが、、

この作品は音楽も素敵です。

今回、作曲作詞はイギリスのグループTake Thatメンバーのゲイリー・バーロウさんという方が担当。

今作が初ミュージカル楽曲だったそうですが、凄いね。。才能はジャンルを超えるんだね。

アップテンポの曲も良いけど、バラード系の美しさ切なさが絶品。

音楽の良さを表現するのは難しいけど、とても美しくてキラキラしていてどこか物悲しさがある。心に染み入るような曲が多いです。

※動画はホリプロオンライン公式のものです。

www.youtube.com

 

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非現実的なパフォーマンス

現実ではまずないレベルの誇張気味のパフォーマンスというか。良い意味で。

例えばアンサンブルのダンス1つ取ってもコミカルでアクションが大きめだったり。

人間の可動域と身体能力を思いっきり使っているなと感じます。

いかにもミュージカル的な部分が多い。

私はもともとそういう典型的なミュージカルっぽさが好きなのでただでさえ好みだったんですけど。

その大げささがまったく違和感なく世界に溶け込んでいるところがとても良いなと。

現実の世界でも、「想像」の世界でも。

この動画の2シーンなんかは、同じように非現実的でありながらも、

1つ目の後半は(ある程度)現実の世界で誇張表現が思いっきりされているし、

2つ目は衣装からセットから完全なる想像の世界。この曲の大砲の音と振動が客席を揺らす大迫力!

※動画はFindingNeverland公式のものです。

www.youtube.com

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ただもちろん全てのシーンがそんな感じなわけではなく、シンプルに役者の歌唱と心の交流のみで成立させているシーンもいくつもあります。

 

さて、

ストーリーは目新しくない。

音楽は美しい。

パフォーマンスが非現実的で楽しい。

 

あれ、こんな作品いくらでもあると思いません?

ここまではことごとく絶賛される理由にはならないと思います。

 

じゃあ、なぜこの作品は観た人の心に響くのか。

私が考えるその最大の理由は、

この作品が誰にとっても「自分自身の話」になるからではないかと。

バリとシルヴィアとその子どもたちの話は、観ているうちに自然と自分自身と重なっていき、

最後のあまりにも美しいシーンでそれぞれの1番大切な何かをそこに感じるのです。

 

このシーン、純粋に綺麗だし見事です。

でも単独で映像で見てみたところであの感動はびっくりするほど、ない。

 

なぜなら、あの時間あの舞台を観ながら各々の心の中に溜まった気持ちや想い、

そして最高潮に高まった「想像力」があってこそあの美しさは意味を持つからです。

こればかりはいくら言葉で説明しても無理だと思う。

 

体感して欲しい。あの鳥肌が立つような光景を。

そしてそのとき自分が何を感じるのかを。

 

これこそがミュージカルが好きな人みんなに1度この作品を観て欲しい最大の理由です。

さらに言えば、何度観てもきっと素敵だろうけど

初めて観た感覚はたぶんずっと超えられないタイプの作品だろうなとも思います。

だから1度目を大切にして欲しい。

日本キャストがその1回目に相応しいものに仕上がるのか、私は正直あまり期待を持てていません。色々な要素で。

(ちなみに1つは制作費が全然違うだろうと予想されること。)

  

あともう一つ、この作品にやられるのは特に大人だと思います。

その理由としてはこの作品の2つの大きなテーマ。

(これは正直子どもが見ても理解しきれるとは思いません。

もちろん子どもは子どもとしての見方があるだろうけど、子どもでしかいたことがない限りこのテーマは感覚として分からないだろうな。。)

誰しもが経験して来た子どもから大人への成長。

人が多かれ少なかれ必ず持っていて、ミュージカルが好きな人は平均値よりもさらにその部分を大切にしていると思われる「想像力」。

このテーマって触れられると信じられないほどに心をかき乱されるんですね。

それをこの作品は直球で描いている。

観ている間ずーっと自分の心を掴まれて揺さぶられているような感覚です。

誰もが「当事者」になる。

自分自身を見つめて、自分の心と向き合って、自分が何を大切にしているのか、に改めて気づかされる。

もしかしたらそこに見るのは自分が失ってしまったものかもしれません。

友人と話していて、あーこれ人によって少しずつ違うんだなと思いました。

でも当たり前だね、だって生きてきた人生が違うんだもの。

 

テーマとしてあげた「想像力」ですが、

乱暴に言ってしまえば「子どもの想像力」と「大人の想像力」の2種類があって、

その両方が描かれていることがまたこの作品の重要な部分だと思っています。

 

ちょっとこれ以上はネタバレをせずには詳しく話せないので、

ここから先は多少のネタバレも含みます。

個人的にはこの作品において内容を知らないで初見に挑む必要性はあまり高くない、

というか体感が全てなので予備知識の有無はあまり関係ないと思ってますが、

どうしても知りたくなければストップしてくださいね⚠️

 

 

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