四季の部に引き続き。
ブログなので結構はっきり書いてます。辛辣だったりもします。
ご注意を!
東宝ホリプロ系の部(6作品15公演)
フランケンシュタイン(6)
まだ今年のことなのが信じられない。。
恐ろしいほどの中毒性がある作品でした。
韓国でドンソクビクター、ウンテアンリのフランケンを観て約1年。
待ちわびていた分、演出や訳詩には、は!?😠と思うところも多々ありました。
初期はしっくりこないところもあったけど、徐々に役者が力技で組み立てていってくれた印象です。
あまり良いパターンではないと思うけど、脚本や演出の粗をカバーしようとした役者の熱量と裏付けある芝居を練り上げたところに惹きつけられたんだなと。今思えば。
再演は決まっているようですからブラッシュアップを期待して待ちたいと思います。
韓国の再演も待ってるよ!飛んでいくよ!
卒論を超える文字数の記事を書いたのも今は懐かしい思い出です。
一つ目だけペタリ↓
フランケンシュタイン日本初演の覚え書き 1幕その1 - マニアックに語る場所
レ・ミゼラブル(5)
レミゼ自体は初見から8年くらいでしょうか。
作品自体が大好き!!というわけでもなく恒例行事程度だったので、今までは行っても1シーズンに1、2回程度でした。
今期相当アクセル踏んでます。笑
きっかけはお察しの通り海宝マリウスですが、この作品もやはり回数を重ねると見えてくる楽しさ、気づきがあるんですよねえ。
レミゼは東京公演が落ち着いたらまた改めて(海宝マリウスの役作りがいかに筋が通っているかを中心に)記事を書ければなと思っています。
とりあえずヤンバル×彩花コゼ親子の愛情最強説は強く支持していきたい所存。
ロミオ&ジュリエット
キャストも演出もガラッと変わった3度目の公演。
TV芸能人目当ての従姉妹の付き添いで、大野ロミオ×木下ジュリエットの回を観劇。
新鮮味のあるキャストは結構おっと思う方もいて。
特に木下ジュリエットなんかは本当に良いお声だし初舞台とは思えない堂々とした地に足のついた芝居で今後の活躍に期待したいなーと思いました。
が、演出が酷かった。もうなぜこうなったと…しか言えなかったです。
初演再演も携帯やらメールやらうんざりでしたが、既読スルーのラップだの工事現場の鉄骨みたいなバルコニーだの変な衣装だのアロマだの。。
役者は熱演だけどこの演出では心が冷え切る一方。もう2度とこの演出のロミジュリは観たくありません。
きみはいい人、チャーリー・ブラウン
一方、正直話のネタレベルの気持ちで取ったら良すぎて愕然とした作品がこちら。
村井くん、そしてあっきーが出るなら、と思ってチケットを取りました。
この良さをどう表現したら良いのか難しい、、
一つ一つエピソードは小さなものだけど、そこには日常と少しの幸せとか少しの辛さがあって、積み重なってほわーっとした優しくやわらかいあたたかさが心に残る。そんな感じ。
大人が演じる子どもたち、そして犬。笑
大人として楽しいだけじゃない、必ずしも正義が勝つわけじゃない社会や毎日を過ごす今だからこそ、その姿を見てふっと肩の力を抜いて微笑めるのかなと思ったりしました。
うん、良い作品だったなぁ。また観たいです。
紳士のための愛と殺人の手引き
これまた観てみたら予想外に良かった!という作品。
かっきーが出ずっぱり&万里生っぽい歌を歌うとの情報を得て思わず行ったんですが、
正親さんの貫禄の芸達者っぷりは素晴らしく、エマちゃんの美声も堪能でき。
かっきーモンティはもっとピュアな感じの役かと思いきや、意外にも彼の得意分野の闇属性でした!笑
ウエンツモンティはまた違う役作りでここまでは闇広がってなかったようなのでその違いもみてみたかったなぁ。
アンサンブルの使い方もかなり好みで。
上手く出来た作品だったし、役者もその作品力をしっかり描き出していた。そんな印象でした。
グレート・ギャッツビー
今年2作目の某演出家の作品でしたが、、もしや私この方の演出もう無理なのでは…と思ってしまった。
この作品に関しては一言で言えばどう描きたかったの定まらないなという印象。
宝塚ではない外部(?)で上演する必要があったのだろうかと思ってしまうのよね。
芳雄さんは宝塚のトップスターそのものな描かれ方。背中で語る系。
万里生ニックも可愛かったし、この2人のデュエットを聴けるのも新鮮でした。
上手いんだよ!?このお2人には全く不満はありません。。
でもトータルとしてどうもまとまらないというか。入り込めないまま終わってしまった。残念です。
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東宝ホリプロ系は結構好きなものとモヤっとしたものと分かれたので、辛辣なものも多くてすみません。
上半期分は一応全部残せたら良いなぁ。記憶が薄れていく前に少しでも未来の自分に想い出を残したい( ´ ▽ ` )