1月29日、フランケンシュタイン東京公演が千秋楽を迎えましたね。。
おめでとうございます!!
ビクターはかっきーに絞り、柿澤×加藤ペア2回、柿澤×小西ペア3回。
ラスト2回がかきこにだったせいで小西アンリの感想が濃いめです。
オーヴァーチュア
久しぶりの生オケミュージカルだったので、オケ演奏のオーヴァーチュアがあることに興奮!!やっぱり生演奏は良いものだ。
指揮者の方は黒い帽子を被られているのね。
実験室
1幕ラストとリンクする怪物誕生シーン。
すっごいハアハアして怪物を連れてくるビクター。
もうここで体つきが違う!!
*加藤怪物ーがっしりした体格。かなり強そう。
*小西怪物ーすごい好きな身体〜〜脚が綺麗だよねほんとにね!
どちらも人間離れした動きが見事。気持ち悪いくらい。
ベットに手をかけて立ち上がろうとするところ、足の甲で立っている姿が印象的です。
エレンとルンゲの呼びかけは録音?生?あんまり大きな違いは感じなかったけどどっちだろう。
ワーテルロー
舞台は一気に戦場へ。
将校の安福さんが良い声!男性陣が銃を持ってダンスしながら歌います。
そこへアンリと看護師2人が荷車に怪我した敵兵を乗せて登場。
(これ、ご本人のツイで見るまで2人が看護師だって全然気づかず←てっきり敵兵の家族かと思っていた)
「静かにしてくれ!これから足を縫い合わせる」と言うけど、将校によって射殺される敵兵。
救えたのに!良心はないのか!と訴えるけどスパイの罪で射殺されそうになるアンリ。
敵兵を救おうとしてスパイ、しかも俺が決めたからって。。戦場はめちゃくちゃだな。。
*和樹アンリー生命力がある。食ってかかる勢いが激しい。「ない、殺せばいい。」も悔しさが滲み出てる。音が上がるところもしっかり出るので心地よい!
*小西アンリー縫合をしようとするセリフに感じる冷静さと医療従事者としての雰囲気。でも食ってかかるときの興奮はアンリの信念を感じさせる。(ただ♪戦争だろ♪なぜスパイなんだ の上がるところは出ない。)
「ない、殺せばいい」は一気に冷めた目をします。
「アンリ・デュープレ!!」って声とともに♪僕はなぜ のイントロメロディが流れ、ビクター登場(超ドヤ顔)
そのあとキラキラキラ〜みたいな音楽が流れるあたりも少女漫画の登場っぽくて面白い。ルンゲも一緒にやってきます。
ビ「君は今日から私の部下になった!」
ア「お言葉ですが〜〜参加したくありません。」
ビ「それではあのバカ(破裂音超強調)に殺されたほうがマシだと?」
とか将校への馬鹿にしたオーラ全開の「祖国に栄光を」とか、
ビクターの高慢キャラを登場から惜しげも無く発揮するかっきー。
研究室
韓国と比較してセットがしょぼいのは仕方ない。。
まあ戦争中ですもんね。。
ルンゲの和みtime「口答えするな若造め!坊ちゃんが仰りたいのは…!」「…ルンゲ」
(2/14追記)ここで舌をコッコッと鳴らす柿ビクターうざい〜好き〜
「人前で坊ちゃんと呼ぶな、話の途中で口を出すな。そう仰りたいんでございましょう坊ちゃん!」
(睨まれて)「やだ…そんな睨まないでください。鋭い眼差しで恋に(ポーズ)落ちてしまいそうです」
「ちょうど晩御飯の支度をするところでした。」の後はアドリブ。
初めのうちはビクターもコメントしていたけど、「カレーが良かった。。」とかね。
だんだんため息をついてすぐ次に進むようになっていました。
千秋楽はついにルンゲが「カツカレー!」と。
ルンゲが去ってから無言でガッツポーズをして喜ぶビクター。可愛いww
そっから本筋に戻る切り替えがなんだかリアルで好きでした。
(2/14追記)福岡楽はチキンカツ。流すかと思ったら少しおいて、チキンカツ…とつぶやくビクター。
一応嬉しかったのかな?笑
アンリの発言もどんどん論破するビクター。ただアンリも納得はしていない。
アンリの「(命を想像するなんて)神は〜」に対しての「神は決してお許しにならない」を被せ方が本当に高慢で上手かった。。
♪ただ一つの未来
地上にいた2人→ビクターが1番高い場所へ→アンリが中腹へ→最後には1番高いところに2人、握手をする
って高低差のある構図が良いなぁ。
楽ではビクターがしっかりアンリの手を両手で握っていました。
*小西アンリ
しっかりビクターの話を聞いて言葉を返しているのが印象的。
特に「詭弁だ、科学の役目は〜」の前の折れが好き!
そんな小西アンリが気持ちを変えるタイミングは見ていて明らかに分かります。
「大きく目を開け見るんだ〜」からビクターが指し示す手の先。
そこに目をやったアンリは明らかに表情を変えて揺らぐ。
そして一緒に「未来を変えてやる〜」と歌う。
決してビクターの考えに全て同調したわけではないと思うけど、「何もしない偽善者」でいるのはやめようと決意をしたように見える。
(2/14追記)「神は信じている心から」のあとの「では!」と食いかかるのが好きだった。
アンリが揺れたのは「科学が戦争(殺人の道具)に利用されている」という部分だったのかなと思います。
科学が殺人の道具として利用され人類が滅亡に突き進んでいる、そこに絶望していたアンリ。
理想は違えど世界を変えたいという想いは一致したのだなと。
そこに現れるウェリントン将軍(当銀さん)。
身長もあってお顔立ちもはっきり。あの軍服がめちゃくちゃ似合います。格好良い。
なんだかんだ気が合いそうな2人。
「質問ですか、命令ですか(結構平坦な言い回し)」「だから君が気に入ったんだ!」も本当にそういうとこ面白いやつと思ってるんだろうなーって感じ。
*和樹アンリ
圧倒的に和樹アンリが好きなのはここの敬礼!名前を呼ばれて階段を降りてくる姿もだけど軍人感強いんだよな。感情消してる感じ。
紹介されたときも、将軍を見送るときも、靴を鳴らすのがすごく好きです。
*小西アンリ
無難にこなすけど、それ以上の忠誠を決して見せない感じが良いww
「質問ですか、命令ですか?」の返しは小西アンリが好き。言ってちょっと口角緩めるとこも(おいアンリが笑った!アンリが笑ったぞー!)ってなるww
ルンゲに手を引っ張られて「え?」って漏らす声がアンリの素っぽくて可愛い。
ついてこないアンリを呼びに来たビクターに、ルンゲの「質問ですか、命令ですか」
この返しはアドリブでしたね。
私が聞いたのは「給料下げられたいんですか、どうなんですか」「しばかれたいんですか、どうなんですか」「殴られたいんですか、どうなんですか」とかww
「愛されたいんです!」が多かったけど、かきこに前楽のときの、「(自分で胸トン)友よ!って言われたいんです!」が可愛かった!
(2/14追記)「どつかれたいんですか、どうなんですか」「少しだけなら…」「…無理っちゃ」方言ネタ可愛い。。
去って行くビクターとルンゲの姿をふっと笑って見送るアンリが良いよね!!
あ、2人に心許したなってのが分かって。そのあとのソロが終わって、追いかけて行くのも好き。
<韓国版>
このシーンというか「質問ですか、命令ですか」「お願いだ、友よ」のやりとりは、とても重要なポイントだったと感じたのよね。
アンリにはこの呼びかけはかなりグッと来たと思うし。日本版はあっさりしすぎてさらっと流れてしまっていた感じ。もうちょっと重みを持たせてくれても良いのに。。
ステファン邸
谷口さんのドレスが可愛かった〜!というかドレス似合うな…スタイル素晴らしいな…
貴族シーンで頻繁に相手に目を合わせて微笑むところ好きでした!
ウォルター(新井くん)とのちっさい元四季ペア可愛かったですw
♪平和の時代
相島ステファンのソロはここくらいなんですが割とずっこけます←
まあでもステファンは割と普通に良い人、というか別に悪い人じゃない。
ビクターの行動に対しては当然の態度かなと思うし必要以上に悪くもしていない。
勲章をもらったから期待したけどあっさり裏切られます。
「挨拶もなしで行くのか?」という叔父に対し、ため息をついて平坦な「ただいま帰りました」。首だけ下げる挨拶だったり、嫌味っぽく深々頭を下げてみたり。
(2/14追記)東京公演ではずっと鍵の束を指で回していたけど、福岡楽ではなし。
正直上手くできてなくて気になってたのでやめてよかった←
ウォルターに対しては普通に応じようとしたけど、親が引き離すからまた壁を作ってしまう感じ。
公演初期は「ドイツの女性はおデブちゃんだからやる時は電気消せよ」だったのが「ドイツの女性はおデブちゃんだから脱がせてがっかりするなよ」に変わっていきました。
たまにビール腹とか言ってたけどw
*和樹アンリ
社交性あり。話しかけられたら普通ににこやかに談笑。ルンゲに呼ばれて、「失礼します」と挨拶をしてエレンたちの元へ。
*小西アンリ
社交性ゼロ。お客さんたちと交流する気ゼロ。話しかけられるの嫌そうw
ビクターがいれば十分。ビクターに呼ばれれば速やかにそばに行く。忠犬。
(2/14追記)基本ビクターしか見ていないよねww
取り巻く空気が穏やかじゃないこと、ビクターが落ち着かずイラついてることを察してまわりに軽く敵意を抱いているような感じがする。
このシーンでエレンとジュリアが初めて登場。
「弟は…もう子どもじゃありません」と話すけど影で色々言われて悲しそうな顔。
醸し出される雰囲気は姉というより母。すごーく苦労して来たんだろうというのがよくわかります。色々酷いことを言われたりしながらも自分を削ってビクターを守って来たのよね。
ジュリアは登場早々、「会いたかった!」をスルーされる辛すぎる展開。
あんまり気にしちゃダメよって、さすがにそれは無理っすよエレンww
♪独り言
別名私の思い違いソング(違)
やっと会えたのに、、ずっと会えない寂しさに耐えて来たのに、、約束を信じ続けて、思い続けてたのは私だけだったの?勘違いだったの?って歌ですね。
(2/14追記)福岡楽では歌い始めからラストまで涙を目に浮かべ歌も少し泣きながら。終始泣き虫なジュリアでありました。
<韓国版>
韓国版では再演時にこの曲と2幕頭の結婚式ソングはカットされてるはずです。
なぜ復活させたのか、、私には理解ができませんでした。。
そもそもこの物語の軸にするにはジュリアは半端な存在だと思ってるので、、妙に比重を重くすると作品のバランスが崩れてしまうと思っています。
キムは好演していたと思うけど、やっぱりここでジュリアがこの曲を歌う必要性を私は感じない。
フランケンシュタイン城
そうか、、あれは城だったのか。
まあ20年以上経ってるんですもんね。廃れているのは仕方ないか。
ビクターの元に訪れるエレン。ところが扉から現れるのはアンリ。
エレンに丁寧に対応するアンリにキュンとするポイントです!(?)
ビクターの様子を聞かれ、
「戻ってくるときから様子が変なのです。何かに取り憑かれたようで。町の人も冷たく、石を投げつけてくる老人もいました。一体どういうことなのですか?」と。
(2/14追記)何かに取り憑かれたよう、と何かに怯えたよう、の2パターンあるっぽいですねここ。
事実を伝えるか迷い、ビクターとの関係を聞くエレン。
*和樹アンリー「友だちです!」不自然wwすごく不自然wwなんでそんなムキになってるみたいな言い方するのww
*小西アンリー「友だちです。」重い。その一言ですごく重い。「友だち」の響きに含まれる愛情が凄い。
それぞれ角度は違えどwwビクターが心を許している相手だというのはエレンに伝わったんだと思います。
「ビクターについて知っておいていただいことがあります。悪い噂として耳にする前に事実をお伝えしたいのです。(曖昧)」
「よろしいでしょうか。。」に答えるアンリが優しいです。
そして始まるビクターの過去回想。。
⇨1幕その2 に続きます